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サクラサク通信|さくら文研・代筆スタッフブログ

『代書屋の儲かった日も同じ顔』

2014/10/3

桂枝雀師匠の十八番のひとつである「代書屋」の冒頭はこの川柳ではじまります。
世の中にはいろいろな商いがありますが、ほとんどの仕事が「元気」「活発」なイメージで推し進めてよい商売です。
しかし、葬儀屋やお医者さんなどは元気に「またどうぞ!」とはいきませんよね。
代書屋も同じです。
江戸から明治にかけての代書屋は、今日でいうところの司法書士や行政書士。扱う内容の難しく重たいイメージから、儲かっても嬉しそうにせず、常にこむつかしくムスッとしていないといけなかったようです。
こういった「おとなしくしてないといけない」系のお仕事は、どちらかというと、失敗の許されない重要な業務が多いようです。
たとえば、街の魚屋さんは釣銭を間違ったとしても「お、いけねぇ! 小銭がウチの生け簀から出たくないみてえだな」なんて軽口が許されそうですが、お医者さんがおなかの中にメスを忘れて「お、いけねぇ!」は絶対にあってはなりません。

どんな商売でも、お客様と接する時の在り方には気を遣うものです。

さくら文研の代筆は、そのほとんどがインターネット経由でいただくお仕事です。信じられないかもしれませんが、お客様に実際にお会いする仕事は20件のうち1件あるかないか、です。
顔も知らない代筆者に大事な原稿をお任せになるというのは、大変なお心持であることは十分察せられます。私たちはその重みを十分理解し、ご依頼の初メールを見ても“同じ顔”に努めています。
でも、中には「やっぱり膝を突き合わせて打ち合わせを」という方もいらっしゃると思います。
ホームページをつぶさに見ていただくとお分かりいただけますが、さくら文研は本拠地が鹿児島で、呼んだら交通費がかかるなあとお思いになられるかもしれません。
でも、実は関東圏の方ならそんなに費用はかからないんですよ。
なぜなら、鹿児島・成田間はジェットスターという超格安航空が飛んでいます。
コレ、びっくりするくらい安いです。ネットを見ると驚きますよ。かなり早めに予約をしたら、ありえない低額で乗れます。もしかしたら空港までのバスやタクシーの方が掛かるかもしれないくらいです。
というわけですので、遠慮なく呼び寄せてください。
その際は、むすっとした顔もつまらないので、ちょっとの笑顔でお伺いいたします。
※笑顔だからと言って、美人やハンサムであるとは限りません。ご了承ください。

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