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2014/10/2
とにかく書く。
一度にドバっと書くとかではなく、毎日一文でもいいから書き続けることが大事だと思います。それは書き写すという行為でも同じで、よく小中学校で新聞のコラムや社説を書写するという課題がありますが、とにかく毎日欠かさず文章と接することが衰えさせない手立てであり、同時に上達の近道でもあるようです。
しかししかし。
毎日過剰ともいえる量と件数を書かねばならないゴーストライターの場合は、逆に脳をリセットする「休筆日」を設けた方がいいと思う場合があります。というのも、毎日たくさん書いていると自分の文章のスタンダードが徐々に下がっていくからです。たとえば、締め切りまで時間がないために「こんなもんかな」という発想が起きてしまうこともなくはありません。さらに、ゴーストライターは並行していくつかの案件を抱える場合があります。午前中はコメディを書いて、午後はシリアスな書籍の原稿を書く……このような仕事を繰り返していくと、いつのまにか文体も言葉のチョイスもぐっちゃぐちゃになってしまうわけです。
こうして考えると、文章上達の方法に「ただ書け・とにかく書け」というのは、考えものですね。
文章に関しては「書けない下手」と「書ける下手」があり、後者の方が始末におえないものです。
書き続けるにしても、やはり目標を持って書き続けることが大事かもしれませんね。
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