menu
長編原稿
 

自分史を自費出版する前に知るべき5つの現実|費用・流通・広告の真相

問い合わせ サンプル作成 提案 原稿補助 自伝作成 小説作成
 

自分史レポート|こちら制作室

自分史を自費出版する前に知るべき5つの現実

自分史を自費出版する前に知るべき5つの現実

自分史をつくろうと考えているあなた。
でもちょっと待ってください。自費出版には想像以上の「現実」があります。
費用、流通、売上、印税、代筆…どれも甘くはありません。
しかし、その現実を正しく知っておけば、逆に満足度の高い自費出版にすることができます。
この記事では、「自分史の自費出版にまつわる5つの現実」をわかりやすくまとめました。

この記事のもくじ
自費出版 目次 区切り

現実1:思ったより高い費用

自費出版の相談で一番多いのが「費用はいくら?」という質問です。
結論から言うと、一定のまとまった費用は覚悟してください。
印刷部数や装丁、紙質によって大きく変動しますが、「本を形にする」こと自体にそれなりのコストがかかります。

デザイン、編集、校正、印刷、製本費用が必要になります。
さらに、ISBNの取得や書店への配本準備など「目に見えにくい部分」の作業費も積み重なります。

つまり「趣味の延長」なのか「しっかり残す投資」なのかで予算感が変わるということ。
家族や親族に配るだけなら最低限の規模で十分ですが、広く社会に届けたいなら相応の準備が必要です。

自費出版 費用 区切り

現実2:本はほとんど売れない

多くの人が抱く勘違い――「せっかく出すなら売れるのでは?」
残念ながら答えは「ほぼNO」です。

考えてみてください。
見知らぬ著者の自分史を、わざわざお金を払って買おうと思う人はいますか?
結局は友人・知人や仕事関係者といった「著者を知っている人」が主な購入者になります。

ただし例外もあります。
ニッチなテーマに特化した専門的な自分史は、研究者や同好の士から一定の需要が生まれることも。
とはいえ部数はごく限られるのが現実。商業的な成功はほぼ見込めません。

自費出版は「売るため」ではなく「残すため」
この意識を持っておくことが、のちのちの満足感につながります。

自費出版 売れない現実 区切り

現実3:書店流通はハードルが高い

「せっかくだから書店に並べたい!」という夢もよく聞きます。
でも書店流通のハードルは想像以上に高いのです。

流通図

日本の流通は「取次会社」が支配しています。
書店は取次から本を仕入れる仕組みで、基本的に個人が直接書店に置いてもらうことはできません。
そのため、自費出版サービスを利用して「委託配本」する形になります。

ただし委託配本は売れなければ返本される仕組み。
返ってきた本は在庫として著者のもとに戻り、結局は自宅の倉庫を圧迫する…なんてこともよくあります。

最近ではAmazonや楽天といったネット書店の利用も広がっています。
特にAmazonの「Kindleダイレクトパブリッシング」は在庫を抱えなくて済むので人気です。
書店流通にこだわらず、ネットとリアルを組み合わせる戦略が現実的といえるでしょう。

自費出版 書店流通 区切り

現実4:印税の仕組みと期待外れの実態

「本を売れば印税が入るのでは?」という期待もありますよね。
しかし自費出版の印税はお小遣い程度にしかなりません。

通常、商業出版の印税は定価の数パーセントから一割前後。
ところが自費出版の場合は、経費回収を優先するため、印税はごくわずか、あるいはゼロに設定されていることもあります。

仮にある程度の部数が売れても、手元に残るのはごく少額。
「印税で儲ける」ことを考えてはいけないのです。

むしろ大切なのは「印税」ではなく「誰にどう届けるか」。
読んでくれた人の反応や、そこから広がる人間関係の方が、ずっと価値があるといえるでしょう。

自費出版 印税 区切り

現実5:宣伝・販売促進は著者自身の努力にかかっている

自費出版で一番見落とされがちなポイントが「宣伝・販売促進」です。
本を出しただけでは、ほとんど誰にも気づかれません。

商業出版であれば出版社がある程度の宣伝を行いますが、自費出版には基本的にその仕組みがありません
つまり著者自身が積極的に動かなければならないのです。

※ 自費出版業者によっては広告を取扱ったり営業を得意とする業者もいます。そういう業者は、出版手数料が他社より高額だったり、印税率が低かったりする傾向があります。

これらは地道ですが、やれば確実に効果があります。
逆に宣伝をしなければ、せっかく本をつくっても存在しないのと同じになってしまいます。

もちろん売上だけが目的ではありません。
発信を通じて読者とつながり、新しい交流や反響を得られることこそ、自費出版の大きな魅力です。
宣伝も含めて自分史づくりの一部だと考えましょう。

自費出版 代筆 区切り

まとめ:自費出版は「現実」を知ってこそ楽しめる

ここまで5つの現実をお話しました。

ちょっと厳しい内容だったかもしれません。
でも逆に言えば、これらを理解していれば、自費出版は大きな満足をもたらすのです。
「売れなくてもいい、自分と家族のために」「仲間とのつながりを残すために」――。
そんな気持ちで取り組めば、自費出版はあなたにとってかけがえのない経験になります。

自費出版は夢を売るものではなく、自分の人生を形にするもの。
そう捉えれば、あなたの自分史はきっと最高の宝物になるでしょう。

まとめ 区切り

長編原稿プラスの書店流通出版

長編原稿プラスでは、ご依頼者様の出版イメージやご希望を丁寧に伺い、それらをもとに自費出版サービスを行う各社と折衝を行います。
そして、ご依頼者様の夢の実現に最もふさわしいサービスを選択し、ご案内いたします。

当方は出版社ではありませんので自ら発刊元となって書店流通に組することはできません。
しかし、広い視野で業界全体を見渡し、最善のアプローチを見定めることが可能です。

世にある自費出版代行のサービスは、会社ごとに経費体系も委託内容も印税率も異なり、場合によってはシステムそのものが違うこともあります。
非常にわかりづらく、さながらブラックボックスのような世界です。
そのため契約後に「思っていたことと違う…」というトラブルも少なくありません。

このような曖昧模糊とした業界と直接わたりあって自著をリリースするのは、容易ではありません。
製本や流通に関する専門的な知識がない状態で話をしていると、よく分からないまま契約をしてしまう危険もあります。

そこで長編原稿プラスは、ご依頼者様にはどっぷりと書籍の内容について思いを深めていただき、 流通や契約まわりは私たちにお任せいただくことで、安心して自費出版を楽しんでいただけるよう支援します。

自費出版で視るべきポイント

抑えるべき点をチェックしてみましょう。

ご依頼者様のご希望をうかがい、数ある自費出版サービスの中から最適な一社を選定・折衝いたします。
その際、お客様には「どこの社のサービスを利用するか」を明確にお伝えします。

書籍流通に関する長編原稿プラスの業務料金(取り分)はお手数料程度。
ご依頼者様には、推薦するサービスの公開している料金体系とほぼ変わらないコストで、自費出版を実現していただけます。

なお、本の発売後の販売促進については、長編原稿プラスの関連WEBサイト(7件)・SNS・ブログなどを無料でご利用可能です。
広告内容は弊社で作成し、ご希望がある場合は有償での対応も承ります。

長編原稿プラスの自分史作成 ▶
メール
お問い合わせ
代筆料金

長編原稿プラスについて

「長編原稿プラス」は、代筆専門「さくら作文研究所」の運営する原稿作成代行サービスです。「本を出したい」「自分を表現したい」――その想いは万人の根底にあるもの。小説のゴーストライティングを専業としていた時代から培った『原稿力』を駆使し、原稿作成と自費出版のサポートで、みなさまの夢の実現に力を尽くします。

「私が作成します」ライター紹介

ゴーストライター
代筆家。 鹿児島出身。広告制作を経て文章クリエイティブに携わり、2010年に小説代筆専門「小説代理原稿連合会」を設立。2014年にフリーランスとなり、「さくら作文研究所」をはじめ数々の代筆ブランドを運営する。手紙・スピーチなど短文原稿の他、小説・自分史等の長編原稿を手掛け、400件以上の受注実績を持つ。著書に『読ませる個人史のつくりかた』『創作系ゴーストライターのつくりかた』『落語随想 八世可楽解釈』などがある。

ゴーストライティングのために書影をご紹介できないのが残念でなりません。
多くのお客様が個人出版(ハードカバー/ソフトカバー)されています。印刷までご依頼いただいたお客様には、もれなく電子書籍化もいたしております。10ページほどの配布用小冊子(販促小説)から、ハードカバー豪華装丁の社史作成まで様々です。お気軽にご相談ください。

自伝作成代行・ご依頼者様の声

自伝作成代行・ご依頼者様の声

経営者自分史自分史作成代行依頼 経営者自分史

団塊の世代に生まれ、石油危機のさなかに起業。バブル崩壊や景気低迷に翻弄されながら会社を守ってきた歴史を、次代の社員に残したく、憚りながら依頼しました。本は取引先にも喜ばれています。

半生記自分史作成代行依頼

経済的に苦しい中、女手一つで育てた長男が、いまや成功し親孝行してくれます。感謝していますが会うと親心でつい厳しい口調に。本にして本心を伝えようと依頼しました。お陰様で現在は仲良し親子です。

父の自分史自分史作成代行依頼 半生記

創業者の父が引退後を鬱々とすごしていたことから、半生を本にしてみては?と提案したところ、興味を持ったようなので、プロのお手伝いをお願いしました。自伝づくりに励む父は生き生きとしています。

プレゼント自分史作成代行依頼 プレゼント

お世話になった先生が古希を迎え、有志で伝記を作成し、贈呈することにしました。私たちも寄稿し、座談会の収録も行い、楽しい時間を過ごしつつ、後世に残すべき1冊が仕上がりました。

 

自分史作成インタビュー|動画版

母の自分史をつくる
自分史作成インタビュー②

創業記・会社史をつくりたい
自分史作成インタビュー③

※ グループサイト「さくら作文研究所」の作成動画です。

 
自分史作成インタビュー|動画版
さっそくメール
お問い合わせ
今すぐ原稿料を計算
かんたん見積り
小説代筆依頼

サイトマップ |  プライバシーポリシー |  特定商取引に関する表示