自分史レポート|こちら制作室
ふとした瞬間に「自分史をつくってみたい」と思ったなら、それは偶然ではありません。
その裏側には、あなたの心が求めている深い動機が存在しています。
自分史を残したいと感じることは、承認欲求や
ライフレビュー(人生の振り返り)といった心理学的な要素と結びついています。
同時に、家族や次の世代へ何かを伝えたいという願いの表れでもあります。
この記事では、「なぜ人は自分史をつくろうと思うのか」を心理学的に読み解き、 さらに「思い立てた人がそうでない人と何が違うのか」を明らかにしていきます。
自分史をつくりたいという気持ちは、人間の心理の深層に根ざしています。
心理学では、人生を振り返り「自分の存在に意味を見出す作業」をライフレビューと呼びます。
人は年齢を重ねるごとに、自分の経験を整理し、未来の世代に伝えたいと願うようになります。
それは承認欲求や世代継承の本能に直結しています。
「自分が生きた証を残したい」という気持ちは誰にでも芽生えるものですが、
特に自分史という形で言語化しようと思う人は、より深い自省と未来への意識を持っているのです。
また、自分史をつくろうと考える人の多くは、自己理解を深めたいという願いを抱えています。
日々の忙しさに流されがちな自分を見つめ直し、何が本当に大事だったのかを整理する。
その行為そのものが、心の安定や人生の納得感へとつながります。
興味深いのは、すべての人が自分史を考えるわけではないという点です。
「やってみたい」と思える人は、そうでない人と決定的に違う特質を持っています。
逆に、自分史を思い立てない人は「忙しいから」「自分には特別なことがないから」と考えがちです。
しかし、それは深層心理の扉をまだ開いていない状態とも言えます。
思い立てたあなたは、その扉を開けた人。
つまり選ばれた一歩目を踏み出した存在なのです。
自分史をつくりたいと感じること自体が、すでに特別な決断です。
心理学的には、それは自己洞察力の高さと勇気の表れ。
「残したい」と思えた人は、人生を真剣に見つめ、周囲に贈り物を届けようとしている人です。
その姿勢は賞賛に値します。
何より、自分史をつくろうと決断する人は、人生を芸術作品のように仕上げようとする人です。
自分史を制作するにあたり、事前に揃えておくと便利なものがあります。
必須ではありませんが、あると進行がスムーズになります。
もちろん、これらがなくても大丈夫です。
最初はただお話を伺うだけで構いません。
プロの取材を通じて、自然に記憶が呼び起こされます。
「準備不足だから…」と迷う必要はありません。
自分史づくりはゼロから始めても成立するものです。
大切なのは思い立った気持ちそのもの。
資料や文章がなくても、取材を通じて物語はかたちになっていきます。
自分史をつくりたいと感じたなら、その思いは大切にしてください。
私たち長編原稿プラスでは、取材・構成・執筆・製本まで一貫してサポートいたします。
まずはお気軽にご連絡ください。
準備は不要。「話してみたい」という気持ちだけで十分です。
そこから、世界に一つしかない自分史が始まります。
「長編原稿プラス」は、代筆専門「さくら作文研究所」の運営する原稿作成代行サービスです。「本を出したい」「自分を表現したい」――その想いは万人の根底にあるもの。小説のゴーストライティングを専業としていた時代から培った『原稿力』を駆使し、原稿作成と自費出版のサポートで、みなさまの夢の実現に力を尽くします。
代筆家。 鹿児島出身。広告制作を経て文章クリエイティブに携わり、2010年に小説代筆専門「小説代理原稿連合会」を設立。2014年にフリーランスとなり、「さくら作文研究所」をはじめ数々の代筆ブランドを運営する。手紙・スピーチなど短文原稿の他、小説・自分史等の長編原稿を手掛け、400件以上の受注実績を持つ。著書に『読ませる個人史のつくりかた』『創作系ゴーストライターのつくりかた』『落語随想 八世可楽解釈』などがある。
ゴーストライティングのために書影をご紹介できないのが残念でなりません。
多くのお客様が個人出版(ハードカバー/ソフトカバー)されています。印刷までご依頼いただいたお客様には、もれなく電子書籍化もいたしております。10ページほどの配布用小冊子(販促小説)から、ハードカバー豪華装丁の社史作成まで様々です。お気軽にご相談ください。
母の自分史をつくる
自分史作成インタビュー②
創業記・会社史をつくりたい
自分史作成インタビュー③
※ グループサイト「さくら作文研究所」の作成動画です。