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サクラサク通信|さくら文研・代筆スタッフブログ

春に向けて、はじまっています。

2015/1/31

年が明けてまだ肌寒いこの頃ですが、すでにいろんなところで春が動き始めています。

2月は彼岸桜。3月は梅、4月はいよいよ桜の季節。
桜は畏れ多くも私ども「さくら文研」の名に戴く日本の代表的植物です。

その春に芽吹くために、いま一番多いご依頼が「自己紹介文」。
これは、一冊の本を望むような大規模の「自分史」ではなく、読み手を念頭に置き、わずかな時間で自分のことを知ってもらうための、ちょっとした「プチ自分史」のことです。

あたらしい職場や学校で、自分の経歴をいかに分かりやすく好印象に表現できるか。
これはとっても重要なコト。
堅苦しい履歴書や職務経歴書だけでなく、自分の哲学や体験を物語ることを通じ、新しいコミュニティーに自分の人となりを伝えるオリジナル自己紹介文は、他の人にちょっと差をつけるテキストツールになるかもしれません。

また、それ自体に具体的な効果を求めずとも、節目々々にこれまでの自分を振り返り、プチ自分史をつくっておくのは良いことかもしれません。
仮に3年おきに30ページのプチ自分史をつくっていけば、10年で90ページ、30年で300ページと、いつの間にか立派な「自伝」が著されることでしょう。

……と、まことに宣伝みたいなブログになってしまいましたが、実際にこういった自己表現の潮流が生まれてきているのは正直な感想です

ほんとのところ、自分史の流行る時代はいつでも時代の過渡期です。

不景気や政治不信により、誰もがうつむいて歩いている現代。
自己表現を欠くことは、時代や社会にいたずらに消費される運命を示唆しています。
厳しい世の中を生き残るためには「強い自己」を確立し、その自己を世間にアピールしていく不断の努力が必要で、そういった活動の一環に、自分史によるアイデンティティの創出があるものと思います。

なんだか固くなってしまいましたね。
とにかくはもうすぐそこ。
あたらしい人生が待ち構えているすべての人にエールを送り、今日はここまでにいたします。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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