社史作成のすすめ①
インフレ時代、企業は「語る力」で価値を上げる

あなたの会社の経営状態は健全ですか？
あなたがお勤めの会社の業績は堅調ですか？

失われた30年と言われた長期デフレ。
アベノミクスで守られた「金利の無い社会」。
そのピリオドの前兆となったのは、新型コロナウイルスの感染拡大でしょう。
経済活動が停滞する中、様々な補助金が市中にザブザブと注がれました。日本社会がインフレになる下地はここで整ったのです。

コロナが落ち着いた2022年、ロシア-ウクライナ紛争が再燃し、食料とエネルギーが暴騰。世界的なコストプッシュ型インフレがはじまります。
米国FRB（連邦準備委員会）は過熱するアメリカ経済を引き締めるため金利を上昇。日米の金利差が大きくなり円安が進行。

あらゆる物価が上がる中、実質賃金は上がらず、貧困が広がっています。くわえて構造的破綻――人手不足・移民問題・インフラ崩壊が各地で勃発。
令和日本の経済はまさしく踏んだり蹴ったり。人口も減少する中、これからどうなるのでしょう。

経済を支えるのは消費者と企業です。健全な経済活動が行われて初めて市場の安定安心がうまれます。
長期デフレを脱した社会では、企業に求められる価値は歴然と変わりました。

インフレと人口減少が重なる時代において、企業が選ばれる理由は「値段」でも「機能」でもありません。企業そのものが持つ“物語”や“信頼”が、ブランド価値を左右するのです。

その価値を最も的確に伝えるツールが社史です。代筆によるプロの手で丁寧に作られた社史は、経営資産としての力を持ち始めています。

◆このページのコンテンツ

インフレとは、物の価格が上がるということ。それは同時に「価格だけでは勝てない時代が来た」ということでもあります。

安さよりも、信頼できる企業から買いたい、そう考える消費者や取引先が急増しているのです。

しかし、信頼はどうやって築かれるのでしょうか？　単なる業績ではありません。

企業の姿勢や歴史、理念といった“目に見えないもの”こそが、価格を超える信用の土台になります。

こうした情報を体系的に、客観性をもって社外に伝える──それが社史の役割です。

社史は単なる記録資料ではありません。今、プロによる代筆で作られる社史は「読み物」として設計され、ブランド形成のためのメディアへと進化しています。特に注目すべきは以下の3点です。

これらはパンフレットやWebサイトでは表現しきれない、社史ならではの役割です。

社史の活用は、周年記念だけではありません。むしろ「今、経営上の節目にある企業」ほどその効果を実感しています。

つまり社史は経営の武器なのです。

社史制作は決して“特別なプロジェクト”ではありません。代筆専門業者に依頼すれば、少人数の企業でも十分に対応可能です。

代筆のメリットは、第三者の視点とプロの表現力が加わる点にあります。社内では書けない“客観的な評価”や“読ませる構成”が実現し、信頼性の高い経営資産になります。

社史は過去を記録するだけでなく、未来に信頼を築くためのツールです。価格競争ではなく“信頼競争”に突入した現代、会社の記憶を言葉にすることは、最大の競争戦略となります。

どれだけの苦境を乗り越えてきたのか。どれほどの人がその企業に関わってきたのか。社史が伝えるのは、数字では表せない価値です。そして、その価値こそが、企業の未来を照らす力になります。

社史作成代行ご依頼　お客様の声

円滑な代替わりと企業価値を高めるブランディングツールとして、創業者の立志伝を提案された社長秘書さん。取材・作成時の実際と、伝記のもたらした思わぬメリットについて語っていただきました。