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「昔は芸能人名鑑みたいな本が発刊されて、住所とか載ってたんだよ」
と若い人に言うと、
「マジで? 個人情報ヤバくない?」
と、ひょっとこみたいな顔のリアクションが帰ってきます。
いまはSNSによって有名人と一般人の距離は密接になりました。
誹謗中傷で傷つく人の数を聞くと、かつて雑誌に住所が載っていた頃の方が穏やかな時代だったような気がします(当時は表沙汰にならなかっただけかもしれませんが)。
「推し」という言葉が一般化し、単なる流行語というには息の長いフレーズとして人口に膾炙しています。
何かのファンであることは、情報過多のこんにちにおいて、一つのアイデンティティなのでしょう。
そんな中で
「SNSでDMやリプをするのは当人に却って迷惑じゃないかな?」
と考えるファンは見事なリテラシーの持ち主といえるでしょう。
通常の私信、お手紙形式で激励を届ける旧来の“ファンレター”が、いままた脚光を浴びようとしている理由が分かるような気がします。
ファンレターを書くとき、伝えたい気持ちはたしかにあるのに、うまく言葉が出てこない――そんな経験はありませんか?
相手に気持ちを届けたいという情熱と、言葉が追いつかないもどかしさ。
今回は、「心に残るファンレター」を書くための考え方とヒントを紹介します。
◆このページのコンテンツ
SNSが発達した今だからこそ、「手紙」という形で思いを届ける行為が際立っています。
ファンレターは、一方通行の投稿とは違い、「読む側のために丁寧に編まれた言葉」です。
短くても、長くても、その人の熱量と誠実さがにじみ出る媒体。
とくに「推し活」が市民権を得た現代では、推しに“自分だけの気持ち”を伝えたいという動機が増しています。
SNSで「好き」と発信するのは簡単でも、ファンレターとなると急に筆が止まるという方は少なくありません。
・敬語や言葉遣いに迷う
・感情をどう整理すればよいか分からない
・ありきたりにならないか不安
このような悩みは、決して珍しくありません。
感謝・共感・尊敬など、自分の感情を他人に読んでもらう文章に変換するのは、ある種の「翻訳作業」ともいえます。
感動的なファンレターには、いくつかの共通点があります。
以下のような構成を参考にすると、読みやすく、伝わりやすい手紙になります。
こうした構成を意識することで、自分の想いを相手が受け取りやすい形に変えることができます。
ポイントは、「自分の話」と「相手の話」のバランス。
自己満足にならず、読んで嬉しい手紙を目指しましょう。
どうしても書けないときは、無理に自分だけで抱え込まなくてもかまいません。
今では、プロの手を借りる選択肢もあります。
たとえば、さくら文研では、あなたの気持ちや背景をヒアリングして、完全オリジナルのファンレターを代筆しています。
依頼者の感情を掘り起こし、「ああ、自分はこう思っていたんだ」と発見できる手紙を目指します。
こうしたサービスは、「推しに届けたいけれど、言葉が見つからない」と悩む方の強い味方になります。
どんな言葉であれ、そこに真剣な気持ちがあれば、手紙は受け取る人の心に届きます。
時間がなくても、文章に自信がなくても、大丈夫。
今この瞬間にある気持ちを、どうか一度、形にしてみてください。
それはあなたにとっても、相手にとっても、記憶に残る宝物になるかもしれません。
*
さて、かくいう私は、自分から誰かにファンレター送ったことはないのですが、自分が発刊した書籍にお手紙をもらったことがあります。
内容がクレームではなく激励だったので、ファンレターと捉えて大切に保管しています。
テレビに出るような有名人やプロスポーツ選手なら、マネージャーやプロダクションが一括管理して本人に適切に渡すのかもしれませんが、私のように個人の場合、まず「なんで住所がわかったの?」という驚きがありました。ちょっと怖かったです。
あとから、巻末奥付に記載していたWEBサイトのURLから住所を知り得たと分かって納得しました。
手紙の受け手の誰もが「ファンレターどんとこい!」というスタンスではないかもしれません。本人を驚かせないような取り組みであってほしいですね。
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