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自分史作成インタビュー③創業記・会社史をつくりたい|自伝制作の取材・原稿作成の実際

 

自分史作成インタビュー③
創業記・会社史をつくりたい|自伝制作の取材・原稿作成の実際

自分史作成インタビュー③創業記・会社史をつくりたい|自伝制作の取材・原稿作成の実際

さくら文研では、小説・伝記等の制作ご依頼をいただいたお客様に、代筆サービスを利用したご感想を、インタビュー形式で伺っています。その一つをご紹介しましょう。

円滑な代替わりと企業価値を高めるブランディングツールとして、創業者の立志伝を提案された社長秘書さん。取材・作成時の実際と、伝記のもたらした思わぬメリットについて語っていただきました。

お客様データ

お客様データ

井澤様(仮名)の場合

ジャンル 社史
規模 原稿用紙400枚
執筆期間 約1年半
社史・創業者史インタビュー|動画アニメ

社史・創業者史インタビュー|動画アニメ

自分史インタビュー|詳細書き起こし

社史・創業者史インタビュー|詳細書き起こし

 
問1/ご依頼の背景と動機をおしえてください

井澤
私が秘書課長を務める勤務先が、創立30周年を迎えました。この節目に、創業者がご子息への代替わりについて言及し、会長や顧問として残らず完全に引退し、余生をのんびり過ごしたいとのお考えを表明されました。

創業者はカリスマ経営者として名を馳せているので、もし引退となると、社内外に動揺を与えるのは必至です。ご子息は実直で優秀な人物なのですが、このままバトンを受け取っても代表取締役の求心力低下は避けられません。

創業者が私に「良い手だてはないか」とお尋ねになったので、自叙伝の作成を提案しました。ご子息が著した体裁で父創業者の伝記を作成し、精神性や経営観を踏襲していることを表現し、社内外にはびこる代替わりの不安を払拭するのが目的です。

「伝記とは大袈裟だな」と創業者は照れくさそうにしていましたが、幹部数名に話して賛同を得て決定し、私は海外出張中のご子息にオンライン通話で、伝記の執筆をお願いしました。 ところが「あなたが代わりに書いてください」とのお返事。ご子息は社の重要なポジションにあるために多忙で、ほぼ毎日出張で世界中を飛び回っており、実際に伝記制作を行うのは不可能です。

その旨を創業者に報告すると、ご子息が筆を取れないことは織り込んでおられたようで、「課長が何とかするしかないよ。言い出しっぺなんだから」と笑って返されました。

私が当惑していると、創業者ご自身、自分の人生を振り返ることに興味を覚えておられたようで「せっかくやるなら、しっかりしたものを作ろう。作文のプロに頼もう」とのこと。作家や出版関係に伝手のなかった私はインターネットで自分史のプロを探すことにしました。

 
問2/依頼を決めたポイントは何でしたか?

井澤
ネット上にはたくさんの代筆業者がありました。大手出版社の自伝サービスもあります。価格もピンキリです。どのサイトも、制作実績の自分史の書影が並んでいました。

業者をリストアップして創業者に報告すると、「制作実績の書影を多く出していないところがよい」。 なぜという私の問いに、「今回の本はあくまで息子が書いた体裁なので、ゴーストライターには裏方に徹してもらわなくてはならない」とのお言葉。

依頼作品をWEB上に公開している業者がみんな秘密保持を怠っているとは思いませんが、それをもちいて宣伝や営利に結びつけようとする会社は、成果物を自分の所有物のように思いこんでいる節があり、いつか必ず情報が洩れる……とお考えのようです。情報産業の創業者ゆえに、情報の取扱いには人一倍敏感なご意見で、まったくまっとうだと思いました。

創業者が実際にサイトをチェックし、絞り込んだ3社に私がメールを入れ、納期や見積もり、取材等のプロセス、著作権の取扱いなどの回答を得ました。

その結果、決まったのは「さくら作文研究所」でした。在所が鹿児島で遠隔ではありましたが、遠路をいとわず初めて打ち合わせに来られた時のことは、よく覚えています。

 
問3/初めにどのような情報や資料をご用意されましたか?

井澤
会社概要と、これまで創業者が新聞等で取り上げられた時の切り抜き記事などをお送りしました。会社概要に沿革が載っていて、創業者が元来どういう人間で、どういうつもりで起業したかといったことも、そこそこのボリュームで触れてあったんです。読みようによっては完成した伝記といえました。ただ、文章が淡白で面白みがなく、創業者もかねがね何とかならないかと気にしていました。つまり、今回の伝記は「読み物として面白いものを」という方向性が最初から潜んでいたんです。さくら文研さんは自伝のほかに創作原稿も専門にしていらしたので好都合でしたね。

 
問4/打ち合わせや取材を通じて、自分史の方向性や構成がどのように固まっていきましたか?

井澤
既存の資料だけでは読み物としての面白さや、創業者の人間的な滋味をあらわせないということで、対面取材をお願いしました。創業者と相性がよく、何度もお越しいただきました。

ライター氏は雑談をしながら、食事をとりながら、常にICレコーダーをまわして言葉を集め、あとからすべて文字に起こして、伝記に必要な情報を集めておられました。また、弊社の事業についても学習され、創業者の人格的な部分のみならず、私たちの携わる業界の歴史を網羅するような情報が集まりました。

創業者はますます熱が入り、書物の内容を厚くするべく、関係者やライバル会社のOBにインタビューを申し入れ、自分は参加しないでライター氏に単独取材をしてもらうなど、思いつく限りの情報収集を任せました。私やほかの幹部社員たちも、そのかかわりの中で学ぶことが多く、ご子息とベテラン社員の間のコミュニケーションもとれるようになり、代替わりの下地になったと思います。

 
問5/構成案を受け取ってどのようにお感じになられましたか?

井澤
資料の貸与と対面取材、各人へのインタビューを通じて情報が集まった後、ライター氏からそれらを取りまとめてストーリー化した構成案が提出されました。30ページほどの概案と、100ページ超の情報ストックブック。創業者年表には業界の動向、日本や世界の出来事なども記されていて、かなりボリュームのある資料です。そのほか、原稿のイメージとして冒頭部分を実際に執筆したものが、原稿用紙3枚分程度届けられました。それらを社で確認し、創業者もGOサインを出し、本執筆をお願いすることにしました。

 
問6/制作中、どのようなエピソードや出来事を特に掘り下げたいと思われましたか?

井澤
内容については、基本的にライター氏と創業者の二人が差し向いで、そこに必要な人間が加わって進めるやりかたでした。必要な人間というのは、折々の担当者や功労者、外部の関係者といった具合です。

創業者も最初は自伝を起こすことに照れと躊躇いがあったようですが、徐々に気持ちが乗ってきて、何年も連絡を取っていなかった人に電話をして旧交を復活させたり、自身のゆかりの地へライター氏を同伴して訪問したり、人生の振り返りを楽しんでいるようでした。

私は秘書なので情報源として必要とされる立場にありませんでしたが、しばしば臨席し、会社の立場としての表現や言葉のチョイスを意見したりしました。スムースな代替わりのための創業期ですから、立派なものを志向しつつ、創業者の記憶を裏付けるために資料を整理して事実確認するなど、裏方作業ですね。会社の草創期と拡大期については最大の盛り上がりとなるシーンですので、原稿に磨きをかけていただきました。

 
問7/初稿を受け取ったとき、どのような感想を持たれましたか?

井澤
5で言った通り、最初に原稿の文体イメージとして冒頭部分を少しだけ書いていただきました。そのシーンはわが社が過去に迎えた重大な転換点となる会議風景だったのですが、それを読んだ創業者の「この人(ライター氏)、会議に居合わせたっけ?」という言葉が忘れられません。それだけ内容がリアルだったのです。ライター氏の手で文章化された原稿を読んだのはその時がはじめてで、その時点で創業者はかなりの感動を覚えていました。

本執筆がはじまったのちは、構成案に沿ってライター氏が書いた原稿の章ごとのチェックになります。全20章くらいの原稿で、いくつかの短い章は2章まとめて送られたりしたことから、都合15回程度の初稿チェックをしました。1回目は創業者の幼少期の章で、時代背景の情報を織り交ぜつつ、子供時代のわんぱくな創業者が描き出されていました。創業者は修正点をチェックした上で、毎回のように追加情報をつけたして返していたので、伝記の最終的なボリュームは当初の予定よりかなり増えました。予算と時間を考えると、秘書としては頭のいたいところでしたが、創業者の熱が徐々にたぎっていくのを目の当たりにし、私は内心うれしく感じました。年齢を経て往年の熱気が徐々に失われていましたから、「元気なオヤジが戻ってきた」という感動がありましたね。

 
問8/原稿作成はどのような空気の中で行われましたか?

井澤
原稿は、創業者にすり減るほどチェックされ、ライター氏は要望に従い文章表現をこまめに改めました。最終段階では代替わりするご子息も積極的に関わりました。

追稿に追稿をかさねた結果、予定の2倍近くに膨らんだページ数の原稿が、一年半ほどかけて完成しました。

製本前の段階で、文字校正を兼ねて社内の一部に回覧させました。ベテランと若手をおりまぜて読ませたところ、「こんなことがあったとは知らなかった(ベテラン)」「自由な社風の理由を知った(若手)」など、今までになかった愛社の言葉が並びました。伝記作成の効能がはっきりと見えた気がし、私は代替わりが成功する手応えを感じました。

印刷・製本・流通はうちの会社が懇意にしている印刷所にお願いしました。さくら文研さんでも可能とのことでしたが、印刷所との関係もありましたので譲っていただきました。にもかかわらず、ライター氏は帯の言葉をしたためたり、装丁にアイデアを提案するなど、積極的に関わってくださり、ずいぶん助かりました。

 
問9/完成した書籍はその後どうなりましたか?

井澤
委託配本による自費出版を行いました。あくまで一企業の歴史、経営者の伝記に過ぎず、さして売れるジャンルではないと考えていました。実際、初動はほぼ沈静。ただ、この本で利益を上げようという考えは最初からなかったため、その点についてがっかりすることもありませんでした。

流通分とは別に、印刷・製本した書籍を取引先や金融機関にお配りしました。皆さん「立派な本ができましたね」と喜んで受け取ってくださり、読んだ方からはすぐに感想の連絡がありました。「面白かったです」「御社が身近に感じられました」といったお声をいただきました。中にはこの本の意図を察し、「これで代替わりはうまくいきますね」と言ってくださった方もいました。

社内では図書室に常備し、自由に閲覧できるようにしました。ベテラン社員よりも若手社員が興味を持ってよく借りていたようです。副社長(ご子息)の執筆と知れわたっていたことから、若手社員と副社長との間に自然なコミュニケーションが生まれました。副社長は正直な方ですので、「プロの手を借りたんだよ」と吐露されていましたが、実際に制作過程に関わっておられたため、本の内容に精通されています。若手と副社長の間で創業の精神を踏まえたうえで会社の未来について意見を交わす場面が見られるようになりました。代替わりの基盤は確実に固まっていきました。

その様子をしっかり見届けた創業社長は、代表取締役の座をご子息に譲って引退されました。現役時代の実績と信頼があまりにも大きかったため、各方面から再三再四の要請を受け、相談役として会社に籍を残すことに。ただし出社は月に1、2度にとどめ、現在は奥様とのんびりと余生を過ごしておられます。

こうして自叙伝の作成は当初の目的を果たしました。代替わりはスムーズに成し遂げられたのです。さらに思いがけない効果もありました。リクルートです。新卒者や技術職の中途採用希望者が、書店やネットで販売されていたこの本を購入し、会社について事前に学んだうえで採用試験や面接に臨むようになったのです。いままで沈静化していた流通分が動き出したため、驚いたものです。

現在この本は、新人研修で社史や業界史を学ぶ教材として活用されています。代替わりにとどまらず、わが社の経営理念や方向性を一冊にまとめた「バイブル」のような役割を果たす本となりました。この本を作った意義は、当初想定以上に大きかったと感じます。それを創業者に勧めたのが自分であることを思うと、少し誇らしい気持ちになります。

 
問10/最後にさくら文研についてひと言ください

井澤
現在のわが社における人材教育や愛社精神の形成において、さくら文研さんの貢献は非常に大きなものがあると感じています。

取材、構成案の立案、執筆の各工程では、正直なところ時間がかかり、「もう少し早くできないものか」と苛立ちを覚えた場面もありました。しかし今振り返ると、時間を惜しまず、丁寧に作っていただいたからこそ、この本が代替わり、対外的なコミュニケーション、新人教育、リクルート促進など、多方面でわが社を支えるツールになってくれたのだと実感しています。

自分史・自叙伝・伝記というものは、単に本として考えると、紙の束を綴じた物に過ぎません。しかし、そこから生み出される価値を考えると、時間と費用をかけるだけの意義は十分にあります。その担い手としてのさくら文研さんは、絶対的に信頼できるプロフェッショナルです。

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